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プラント設計の職種

プラント設計企業の職種と仕事内容についてご紹介します。

  • プラントとは何か?

    【プラント】という言葉はご存知でしょうか?

    普段生活をしていく中ではあまり馴染みのない言葉だと思います。

    プラントとは「工場設備の一式」のことです。

    例えば食品工場の場合で考えると、建物やそれを支える土台があり、中には原料を運ぶクレーンやベルトコンベアー、処理するための機械、原料や製品を貯めておくタンクや倉庫、それぞれを結びつける配管や正確に制御するための計測器等、様々な設備から構成されています。
    それら全体を【プラント】と呼びます。

    わかりやすく一言でいうと、「装置の集まり」です。

    普段直接かかわることが無くても、世の中にはプラントがたくさんあります。

    例えば、電気を作る発電所、自動車のガソリンやプラスチックなどの原料を作る製油所、ゴミを処理するゴミ焼却工場、様々な製品を作る製造工場等、どれも生活には欠かせない重要なインフラです。

    そして、それらを作るには様々な人達が関わります。大きく分類すると、建物を作ったり構造設計をする【建築技術者】、建物を支える土台を作る【土木技術者】、設備を作る【機械技術者】、貯蔵設備を作る【機器技術者】、それぞれの設備をつなぐ【配管技術者】等に分けられます。

    このように普段の当たり前は、様々な人の活躍によって守られています。

    本サイトを見て、少しでも興味が湧いた方!是非ご応募お待ちしております。

  • 配管設計

    配管は、プラント内の様々な設備同士を繋ぐ、人間の体で言えば血管のようなものです。

    人間の血管は臓器などに血液をスムーズに流し、体全体をベストコンディションに保つために不可欠なものですが、配管も同様の役割があります。

    プラント内にある装置ごとの特性を考慮し、滞りなく安全かつ確実に内容物を運ぶために欠かせません。

    例えば、熱湯のような高温のものやLNGのように極低温のもの、高圧なもの、常温常圧のもの等、プラントの配管内には様々な流体が流れます。

    どの様なものが流れるにしても配管の役割に変わりはありませんが、それぞれに必要とされる技術は異なります。

    配管を設計をする際は、配管内を通る液体やガスなどの特性に合わせた材質や大きさを選定し、熱による伸縮を考慮したりする必要があります。

    時には繋ぐ装置の振動や地震による変位を考慮することも必要です。

    何故ならば、全ての装置は配管によって繋がれているからです。

    このように配管設計は、単に装置同士を繋ぐだけでなく、プラント全体が安全で効率良く稼働するための技術として、幅広い知識と専門性、経験が必要になります。

    また、近年では、3D設計によるモデリングや、熱や振動の解析業務のIT化が急速に進んでおります。

    最後に、配管設計ならではのやりがいや魅力についてご説明いたします。ズバリ、その専門性の高さにあります。

    特に工場のような施設のプラント配管の場合、可燃性や毒性の高い流体が通るケースも多く、破損や漏洩が許されないため、責任は大きく、より専門的な知識や経験が必要とされます。

    その分、施設が無事に完成した時の達成感や、他の技術者との連携を通してプロジェクトやチーム全体での達成感を得ることができます。

    また、その専門性の高さから、じっくりと確実に手に職をつけることができるため、将来の自分への資産として残すことができます。

  • 土木・建築設計

    どんなに綺麗なデザインや斬新なデザインをしても、それが実際に建設できなければ無意味です。

    デザインされたものを実現するためには、実際に作るための材料や方法を考える人が必要です。

    歴史に残るような建築物には必ずと言って良いほど、デザインをする「意匠設計者」と共に、実際に建物を造り上げていく「構造設計者」がいます。プラントでも同じです。

    プラントにおける土木・建築設計とは、配管、機器、その他設備を支える”建築物・構造物・基礎の設計”がメインとなります。

    この業務は、設備を支える重要な役割を担っており、建築のことだけでなく、プラント全体の流れや各設備の役割、設計する構造物に見合った基準や設計方法など、様々な知識が必要となります。

    具体的には国内、海外のプロジェクトごとに定められた法規で構造計算を行い、架構の形状や柱、梁などの大きさを決めたり、基礎の形状を決めたりします。

    そして、その計算で決めた形状を制作工場や施工業者にわかりやすく伝えるための図面を作成します。

    つまり、プラントを支える縁の下の力持ちといった存在です。

    配管、機器、電気計装設備とは密接に関わってくるため、より良い設計を目指すにはプラント全体の知識も必要となり、調整能力も求められます。

    一見とてつもなく難しそうですが、近年では構造物が実際に建設される前の姿を事前にモニターで確認できるようになったり、技術者をサポートするCADや様々なソフト等が進化をしてきたりと、サポート面も充実しております。

    プラントにおける土木・建築設計は、一般の建築物に比べスケールが大きい分、他では味わえない”やりがい”や”達成感”を得ることができ、文字通りこちらも手に職をつけることができる職種となっております。

  • 事務職、社内IT他

    【事務職】はプラント業界だからと言って、特別なものがあるわけではありません。

    日々の経理業務、人事業務、庶務業務等、皆様が想像される一般的な事務業務がメインとなります。

    ただ1点、この業界で事務職をするメリットがあります。

    会社の方針にもよりますが、事務業務の他にCADの操作を任されることがあります。

    この経験はプラント業界の事務職ならではのものであり、将来必ず自らの力となります。

    【社内IT】では、日々のセキュリティ管理、不具合対応等の他に、設計ならではの業務があります。

    現在、設計業務では二次元CADが当たり前になり、三次元CADによるモデリングや実際のものをデジタル空間で作る「デジタル・ツイン」も視野に入っています。

    また、構造設計や応力解析業務などの解析業務等、プラント設計業界では全ての業務でIT化が進んでいます。

    このため、様々なモノのIT化が今後ますます必要となってくるため、その対応が必須であり、今後の発展のためにも必要不可欠な人材になります。

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