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2021.01.06

【 THE GLOBAL GREEN NEW DEAL】

●あと十数年で、車という移動手段のみならず、様々なことで根本から変わる大きな波がやってきます。

【 THE GLOBAL GREEN NEW DEAL】

●世界の気候変動への対応は、1992年にブラジルで開催された国連の会議、「地球サミット」に遡ります。この会議で「気候変動枠組条約」(いわゆる地球温暖化防止条約)が採択され、1997年に「京都議定書」が採択され、更に2015年にはパリ協定が、世界196カ国で採択されました。●この様な背景の中で、欧州連合(EU)をはじめ世界122の国と地域が「50年実質ゼロ」を目標に掲げ、日本もやっと明確な目標として「温室効果ガスの排出量を2050年までに実質ゼロにする」との方針が示されました。

●「 THE GLOBAL GREEN NEW DEAL」(ジェレミー・リフキン著 NHK出版刊 )には、「10年以内に、アメリカの全電力を再生可能エネルギーに転換すること、エネルギー供給網・建造物・交通インフラの改善、エネルギー効率の増大、グリーン技術の研究・開発への投資、新しいグリーン経済部門における職業訓練などが盛り込まれている」とあります。

●今年に入ってから、欧州、アメリカ、中国などで次々と2030年代半ばに向けた「脱ガソリン車」の目標が打ち出されています。●これに対して日本では、「地球温暖化対策の一環として、ガソリン車の新車販売を2030年代半ばに禁止する方向」で最終調整に入ったと言われます。●あと十数年で、車という移動手段のみならず、様々なことで根本から変わる大きな波がやってくるのです。