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2021.06.09

【 エネルギー白書2021年 】

■今年のエネルギー白書は、昨年10月の菅内閣総理大臣の所信表明演で、日本が2050年までにカーボンニュートラルを目指すことを宣言したのを受け、その初年度としての分析が行われました。

■その内容は、第1部「エネルギーをめぐる状況と主な対策」、第2部「エネルギー動向」、第3部「2020年度においてエネルギー需給に関して講じた施策の状況」です。

■毎年の動向を踏まえた分析を行う第1部が、その年の白書を特徴付けるものになりますが、第一部の中身は第1章「福島復興の進捗」、第2章「2050年カーボンニュートラル実現に向けた課題と取組」、第3章「エネルギーセキュリティの変容」と、どれも重要なものとなりました。

■特に第1部第2章「2050年カーボンニュートラル実現に向けた課題と取組」では、「民間企業の脱炭素化と新型コロナ」、「2050年カーボンニュートラル実現に向けた道筋」、「2050年カーボンニュートラルに向けた日本の産業・技術競争力」、「(参考)特許競争力の国別比較 各分野の分析結果概要」であり、企業を営む者にとって今後の社会の動向を把握する上でも格好な資料となりました。