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2021.02.18

【 散歩の効用 】

●ベートーヴェンは、朝食の珈琲の後、机について二時か三時ごろまで仕事をし、ときどき散歩をしましたが、散歩は作曲の役に立ったと言います。●精神科医のフロイトは、昼食の後に散歩したそうですが、それはのんびりした散歩ではなく、走るかのような大変なスピードだったと息子のマルティンは言っていたそうです。

●シャーロックホームズならば、「夜明けとともに起きて仕事をし、一杯につき豆60粒の珈琲を飲むことを習慣にしていた人物」を、ベートーヴェンと当てたでしょうか。●世に偉人とされた人達は、どの様な日常を送っていたのでしょうか。●仕事に関しては、邪魔の入らない深夜にする人と、早朝に起きて頭の冴えている午前中にする人に分かれますが、多くの人は気分転換や創造的な刺激を受けるとして、散歩を日課にしていました

●ベートーヴェンは、朝食の珈琲の後、机について二時か三時ごろまで仕事をし、ときどき散歩をしましたが、散歩は作曲の役に立ったと言います。●精神科医のフロイトは、昼食の後に散歩したそうですが、それはのんびりした散歩ではなく、走るかのような大変なスピードだったと息子のマルティンは言っていたそうです。

●作曲家のマーラーは、昼食後に三時間から四時間散歩し、時々立ち止まって浮かんだアイデアをメモ帳に書き留めていました。●哲学者のカントは、朝起きてコーヒーを飲み、執筆をして、講義をし、食事をして、散歩に出かける。そのすべてがきっちりと決まった時間に行われるため、近所の人たちは、カントが灰色のコートを着てスペイン製のステッキをもって玄関から出てくると、ちょうど三時半だと分かったそうです。

●人間がするのだから犬の散歩より少しは進歩した散歩を、と「知の巨人」である外山滋比古は「五体の散歩」を思いついたそうです。●足の散歩だけでは不十分で、手にも口にも、耳目、頭にも歩かせる意味で作った造語です。●「口の散歩」は、ゆっくり噛む、おしゃべりする、大きな声で話す。●「目の散歩」は、スポーツ観戦、絵画鑑賞、ウィンドーショッピング。●「手の散歩」は、文字や絵を描く、編み物、炊事、後片付け。●「耳の散歩」は、バードウォッチング、風の音を聞く、お経を聞く、等々です。